デッキの上で、とにかくボーッとして寝転びたい。そんな時間が欲しい時は、デッキチェアがマストなアイテム。そんなアイテムを日本唯一のDIY・日曜大工の専門誌「ドゥーパ!」の編集部員さんがレクチャーしてくれました。
木取り表にしたがって、2×4材、1×4材をカット。ただし座板の受けと足置き板の受けは、まだ繋がっている状態です。
骨組みの細かい加工を行います。写真は、座板の受け材Aに、ボルトの貫通穴をあけたところ。10㎜径のボルトを通すので、10㎜径のドリルビットであけています。
正しい位置に垂直にボルト穴をあけるためには「ドリルガイド」などの穴あけ用のガイドを使うことをオススメします。
受け材を、座板の受け材と足置き板の受けに分けてカットします。足置き板の受けに4枚の座板を仮置きして、カット位置を決めています。また、受け材の両縁を斜めにカット。
背板の受け材の先端部やアームのボルト穴の位置は端から40mmのセンター。先端は墨線を引いてから、ノコギリとディスクグラインダーで丸くカットしましょう。
背板の受け材Cの下縁部を穴あけし、先端を丸く加工します。
ここまででアームを受ける欠き加工以外の細かい加工が終了。左上から時計回りで木材Bが2本、木材Aが2本、木材Dが2本、木材Cが2本、木材EとFとなる3本。
座板の受け材Aにアームを受ける欠き加工の墨つけをし、ノコギリでカット。
最後にヤスリできれいに仕上げて、欠き加工が終了。
ボルトを通し、つなげたアームと受け材Aを組みます。さらに、足置き台や座板の受けAに横板Fを組み付けます。ビスは65mmを使用しています。
受け材Aの6カ所に脚Gを取り付けます。ここでは長さ180mmとしましたが、もう少し長くてもいいかもしれません。こちらも65㎜ビスを使用。
土台が組み上がったら座板、背板を取り付けます。できるだけすき間が均等になるように取り付けていきましょう。40mmの細ビスを使いました。
横長蝶番を使い、座板の受け材Aと足置き台の受け材Bを裏側から接合します。これで組み付けが終了です。
好みの色に塗装して完成!