家族4人で暮らす、一軒家。2016年に建てたばかりというお宅ですが、譲れなかったのが日々の暮らしやすさと、家を好きになれるデザイン性。その2つを実現したお宅へ取材に伺いました。
2人の子どもたちと暮らすYさん家族。
「少し狭い土地でした」と語るご主人ですが、お庭のスペースも十分確保。天候に恵まれた取材日でしたが、子どもたちが楽しく遊ぶ姿が印象的でした。
玄関部分には、ご主人自らステンシルした“WATCH YOUR STEP”のメッセージ。
賃貸から持ち家に引っ越したことで、一気にDIY欲が高まったというご主人。照明のコード部分にもアイアン塗装した塩ビ管を駆使して、ケーブルをまとめています。
階段のステップ部分にも、自ら塗装した木片を取り付けて、より一層ウッドの雰囲気を高めます。フックをあしらうことで、ちょっとしたものを掛けられるように。
スイッチカバーにもアイアンペイントを行い、イメージチェンジ。家を建てた時には手が回らなかった部分は、日々の暮らしの中でアレンジしています。
リビングのお庭側には、モデルルームで見て一目惚れしたというハンモックをレイアウト。施工時にあらかじめ壁の中に支柱を入れてもらったもの。
2階へ続く開放感のある階段部分。マットな質感のシーリングファンや、存在感のある木目調のクロスがインテリア全体を引き締めます。
写真左のレールライト下には、巻き取り式のスクリーンをレイアウト。開放感のあるリビングだけあって、少々エアコンの効きが悪かったという点が。スクリーンでリビングを仕切ることで、空調効率をアップしたんだそう。
一見タイル張りに見える洗面所は、壁紙でコーディネイトされたもの。このスペースにも暮らしやすい空間づくりのポイントが。
洗面台の対面する形で設置された棚は、設計段階から奥さまがリクエストしたもの。当初は隣の柱から棚板が出るように施工されていましたが、相談したことで柱の幅にぴったりとハマるように修正してもらいました。
洗濯機上の壁面には、旦那さんが取り付けたDIYの棚が。グリーンや時計などをレイアウトして、気持ちのいい空間に。
こちらのスイッチカバーも取り替えたものです。何かと便利なトレイ付きのものをセレクト。
奥さまのこだわりが反映されたのがこちらのスペース。空調や給湯器、照明などの操作パネルをひとまとめにしているんです。
リビングにあるダイニングテーブル横の壁にも壁を取り付けたり、ハンギングバー付きのスイッチカバーに付け替えるなど、暮らしの工夫が感じられます。
ハンガーラックを置くスペースを取れなかったという玄関には、DIYで省スペースな壁掛けのコートハンガーを設置しました。
同じく玄関にも、DIYで棚をプラス。自宅やクルマの鍵を置いたり、靴ベラを引っ掛けたりと、家の顔である玄関をすっきりと整理整頓しています。