3畳ほどの小屋にウッドデッキとパーゴラがついた多目的の小屋。今回、DIY誌「ドゥーパ!」編集部のヒット作「自分でできる! 小屋の作り方」から、この小屋の製作ガイドをお届けします。使用木材の種類を減らしたり、難しいテクニックをなるべく避けていることなど、DIY仕様にこだわった点は必見です!!
用意した木材がコチラ。構造材は2×4材と2×6材の2種類のみ。ほかにスギ板と合板を用意しました。
基礎石は、60㎜厚のコンクリート平板を用意。
屋根材は、オンデュビラタイル。波板と棟カバーを用意しました。
用意したビス、クギ類。左から90㎜ビス、75㎜ビス、65㎜ビス、38㎜ビス、50㎜丸クギ。
金具類。蝶番は大小のウエスタンヒンジ、ドア用にラッチも用意。
設置場所をなるべく平らにならしたら、根太伏せ図のプランどおりに基礎石(コンクリート平板)を置いてみましょう。まずは正確じゃなくてもかまいません。
根太(2×6材)の外枠を組み、基礎石の上に載せ、枠板が正確な四角形であることを確認します。正確な四角形を確認するためには、2本の対角線が同じ長さであることをチェックする方法が一般的ですが、今回は写真のように任意の辺の真ん中とふたつの角の距離を測って確認する方法をとりました。根太の組み付けは、90㎜ビス4本を使ってがっちりと留めましょう。
正確な四角形が確認できたら、仮留めの板で固定しておきましょう。
基礎石はこのように設置しました。
枠板の角に束柱の代用として2×6材を水平になるように微調整して取り付けます。ただし根太より上に飛び出てはダメなので注意しましょう。
2×6材はこのように取り付けました。
内側の根太を取り付けます。
根太を組み終わった姿がコチラ。
根太の上にOSB合板を張っていきます。合板3枚がぴったり張れるはずです。
合板の取り付けは50㎜の丸クギで。クギ位置は合板の下地に根太があるところになりますが、正確を期すためにあらかじめチョークラインで墨つけをしています。
合板を張り終えれば床が完成です。