ユニークなフォルムと独特の存在感で高い人気を誇るコウモリラン。今回、そんなインテリアプランツを飾るのにもってこいな古材を使った壁掛けプランターの作り方をご紹介します。
正三角形の内角の和が180度になるので、1つの角が60度となります。そのため古材棒の先端を30度にカット。まずは分度器を使い、30度になるようにマーキングします。
マーキングした位置でカットします。ズレないように慎重に作業を進めましょう。
コウモリランのサイズ感を考慮し、この時点でプランターのサイズも決めておきましょう。今回は一辺450mmで作っています。
カット後にしっかりと正三角形になっているか確認しましょう。
サイズが確定したらビスを打ち込んでいきます。
ボンドを塗り、クランプで固定したら下穴をあけます。
あけた下穴に沿ってビスを打ち込んでいきます。勢いよくやってしまうと割れてしまうので慎重に作業を進めましょう。
続いてコウモリランの固定用裏板を貼っていきます。まずは間隔と配置のバランスを考えます。
配置が決まったらカットする部分をマーキングします。
マーキングした位置でカット。
裏板が揃いました。本体よりも裏板が長いと不恰好になってしまうので、サンディングなどで調整しましょう。
あとは枠作りと同じ要領で、ボンドを塗り、下穴をあけてビスを打ち込んでいきます。
最後に全体をサンディングして整えたら、プランターはこの工程で完了。
乾燥状態の水苔を水に浸して元に戻します。
もともと植えていた土を落とし、水苔を付けておにぎり状にしていきます。形が整ったら、園芸用ワイヤーで巻いて固定させます。
プランターの裏板の隙間に園芸用ワイヤーを通して、先ほど作ったコウモリランの苔玉を固定します。
見事にオリジナルのコウモリランプランターが完成しました。
古材の味のある雰囲気がコウモリランそのもの存在感を高めてくれる仕上がりとなりました。また水やりの際は霧吹きでも、直接そのまま水をかけても問題なしでした。