築56年、かつては社宅として使われていた建物が、まるで新築のような快適な住空間へと生まれ変わりました。今回ご紹介するのは、東京・蒲田にある「CROSSCEED Kamata」のリノベーション事例。
設備の刷新はもちろん、現代のライフスタイルに合わせたデザイン、そしてオール電化・IoT導入によって、安全・快適・省エネを実現したプロジェクトです。この事例は、古い建物の良さを活かしながら、どこまで現代的な快適性を取り込めるのかという挑戦でもありました。記事の中では、細部にわたる工夫やビフォーアフターのポイントを掘り下げてご紹介します。
建物名:CROSSCEED Kamata
蒲田駅から徒歩14分と徒歩圏内にある住みやすい環境の物件。
今回は社宅として使われていた建物を、一般賃貸向けにリノベーションした事例。単なる「修繕」ではありません。周囲環境に溶け込みながら環境への思いやりを持って、簡素でありながら、快適で温もりのある住空間をつくりあげることがリノベーションコンセプトでした。築年数の古い社宅でも、構造を活かしながら機能性を高め、魅力ある空間へと再構築しています。
Before
経年劣化によってくすんでしまった外壁は、建物全体に「古びた」「薄暗い」といった印象を与えていました。
After
外壁は真っ白な塗料で全面的に塗装し直し、清潔感と明るさを取り戻しました。見た目の印象だけでなく、遮熱・防汚機能を備えた塗料を使用することで、機能面の改善にも配慮しています。
「ここが築56年?」と驚くほどの洗練された印象に。
Before
リノベーション前は、鉄部のサビ、塗装の剥がれ、薄暗い照明などが見受けられました。
After
改修では、階段の補修を最小限に抑えつつ、壁面を真っ白に塗り直し、ドアにはブルーグレーの塗装を施しました。共用部分にも色彩設計を加えることで、居住者にとっても来訪者にとっても心地よい空間に。
Before
古いキッチンは、色調や素材がちぐはぐで、ガス管もむき出し。安全性やメンテナンス面でも不安の残る仕様でした。
After
新しいキッチンは、IHクッキングヒーターを採用したオール電化仕様。火を使わないことで安全性が向上し、天板もフラットなので掃除がしやすく、見た目もスッキリ。
白を基調としたデザインで、明るく清潔感のある空間に生まれ変わりました。
Before
もともとは和室3室で構成された昔ながらの間取り。空間が区切られている分、どうしても暗く閉塞的な印象がありました。
After
今回のリノベーションでは、壁の一部を撤去して開放感を重視した1LDK のレイアウトへ変更。窓枠は既存のものを再利用し、昭和レトロな雰囲気をアクセントとして活かしています。床はヘリンボーン柄のフロアシート、壁は塗装で仕上げました。
明るいブルーグレーの壁は、このお部屋の特徴のひとつ。元々塗り壁だったため、上からクロスを張ることができませんが、塗料の色を工夫すればアクセントになる壁を作ることもできます。
Before
バスルームは昔ながらのバランス釜式。配管も露出しており、掃除しにくく、冬場の寒さも難点でした。
After
最新のユニットバスへと全面刷新。浴室内は断熱性に優れ、カビの発生も抑制。デザインもシンプルでお手入れがしやすく、快適性が大幅に向上しました。
また、隣接するトイレも交換。かつての小窓は撤去し、現行の建築基準に適した耐震性を確保した壁厚に作り替えられています。
水回りがすっきりとまとめられ、使いやすさと清潔感の両方が向上しました。
太陽光発電システムを一部の住戸に導入し、クリーンな電力を利用できる仕組みを採用しています。エコキュートと連動して、発電した電力を効率良く使える給湯システムとなりました。さらに発電量と室内の電気の使用量状況をアプリで確認できるIoTツールを導入し消費電力の見える化、省エネのしやすさを叶えました。
築56年という長い年月を経た建物が、こうして現代の技術とデザインを取り入れることで、「未来の暮らし」を叶える住宅に進化しました。
構造体を活かしながら、配管や断熱、電気設備などインフラを一新しました。この事例は、古い建物に新しい命を吹き込むリノベーションの好例と言えるでしょう。
私たちカシワバラ・コーポレーションは「古いから無理」と諦めてしまうような物件も、古い建物の持つ風合いを活かしながら、先進的な住まいの融合を実現するようなリノベーションをご提案しています。
古い物件の再生・活用をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。