和歌山で2023年6月にスタートしたこどもDIY検定を運営しているBOX*0(ボックスゼロ)です! スタートして1年が経ちました。子どもたちはこの1年間でどのように成長したのかご報告です。
2023年6月にスタートした『こどもDIY検定』ですがスタートしてから1年が過ぎました。
あっという間の1年でしたが、特に問題もなく、とても充実した内容で進めることが出来たと思います!
こどもDIY検定の1年間の実績
ちなみにこの1年間毎月開催していた各級のバッチ検定の受験者数は、
4級は約20人、3級は約30人、2級は約10人
※のべ人数
と、のべ約60人の子どもたちが受験に取り組んでくれました。
1年間に2回行う本検定の受験では、
4級合格者は9人、3級合格者は1人
と、着実に級も取得出来ています!
ハサミなどの簡易な道具から学び始めましたが、今では電動工具も学び始めている子も!
この1年で約30種類の道具・工具等を繰り返し学んで、しっかり身についてきているようです。
こどもDIY検定の特色でもある「課外授業」に関しては、その他勉強・会社見学・空き家再生・職人さんの仕事という授業を年間で5回開催し、たくさんの地元で働く方々にご協力いただきました。
こんな仕事や技があるのかや、地元にはこんな会社や産業があるのだな、などと、子どもたちは地元の魅力と良さを感じる貴重な体験が出来たかと思います!
子どもたちの成長
スタート当初よりコンスタントに続けて受験をしてくれている子がほとんどです。
1年間継続してDIYを経験していると、やはり成長を感じることがたくさんあります。
例えば安全・養生・片づけというDIYの取り組む時の基本は毎回確認をするので、こちらが何も言わなくても自然に協力しながら出来ています。
安全に作業に取り組むだけでなく、協調性を育むことにもつながっているようです。
サシガネで測って線を引く、釘を打つ、刷毛でペンキを塗るなどのDIYの基本の作業は、ほぼ毎回するので、「出来るようになった」というよりもそれ以上に「使いこなしている」という感じです。
道具の特性や使い方を知ると、それをものづくりにこんな風に活かそうと工夫もしていますし、こんなものが作ってみたいと色々なアイデアがわいてきたりもするようです。
試行錯誤しつつ、創造力が少しずつ鍛えられているのがわかります!
その創造力をもとに、ためらいなく個性を出すことも出来るようになってきました。
各級のバッチ検定の題材は、それぞれ自由に創作出来る箇所も盛り込んでいるので、毎回子供たちの「好き」にカスタマイズされた作品が出来上がります。
オリジナルのものが作れるというDIYの魅力を毎回体感出来ているのではないかなと思います。
これからもたくさんの子どもたちがDIYを楽しみながら実力をつけていってくれるよう、引き続き「こどもDIY検定」に取り組んでいきたいと思います。
二年目の「こどもDIY検定」もよろしくお願いいたします!