狭いリビングにIKEA革命!壁一面の収納&折り畳みテーブルをDIY

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      28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。2軒目3軒目に続いて、築50年の戸建て(4軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。

      セーチのリノベ記録 4軒目

      祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。

      今までのDIY経験を活かして、関西の築50年空き家をセルフリノベーションして住むことにしました。
      古い家のリノベーションを検討している方、築古の家がどんな風に変わっていくのか気になる方の参考になるよう、シリーズでお伝えしていきます。

      今回は収納のないリビングの壁一面にIKEAのIVARを使って折り畳みテーブル付き収納棚を作る作業です。

      前回の記事はこちら

      リビングが狭くテーブルが置けないので収納式のテーブルで対応する

      ある程度リビングが広ければ、ダイニングテーブルやテレビを置いてソファや棚を置いてなど考えれますが、この家のリビングは6畳と狭くとても置くことができません。
      しかもリビング横にはでっかい冷蔵庫があるので、家具の設置に制限があります。

      リノベ当初は、隠しテーブルや移動できる棚など、いろいろと考えていましたが上手くまとまりませんでした。
      収納力があり、見た目も良く、テーブルの機能も兼ね備え、なおかつスペースを取らない家具で探してたどり着いたのがIKEAの「IVAR(イーヴァル)」でした。

      IKEAのIVARで壁一面を収納棚にする

      IVAR/イーヴァル のサイズは高さ2260mmと1790mmの2種類あり、さらに奥行き500mmと300mmの2種類から選べます。

      キッチンにもIVARを置く予定で、レンジを置けるように奥行き500mmタイプを設置しました。
      冷蔵庫側を設置する場所にも2260mmのIVARを組み立て、冷蔵庫を囲むように棚を設置したいと考えています。流し横は圧迫感がでないように1790mmの高さで作る予定です。
      リビングの壁には梁があるので、IVARの先端をカットし跨げるようにしておきます。
      リビングの天井高さが2200mmなので、天井ギリギリまで設置できるように、長さは2200mmにカットしています。

      カットした面と全体を320番手のヤスリで整え「アンティークワックス ラスティックパイン」で全体を塗装します。
      色を濃くしたくないので、スポンジに軽くワックスを付け薄く伸ばすように塗るとほんのり色が濃くなり良い感じになります。

      ※IVARはそのまま使用することもできますが、部屋の雰囲気に合わせて塗装すると部屋に馴染むのでひと手間加えることをオススメします。
      塗装が終わったら壁に設置。
      設置する前に床側に傷が付かないようにフェルトを貼りました。
      (IKEAに専用のカバーが売っていたので面倒な方はそれを付けてください)
      IVARに取り付ける棚板も同じように全部塗装しました。
      ※画像左が奥行500mm、右側が300mmの棚板です。

      この時点でワックスの底が見え半分くらい消費しました。
      背面に別売りの金具を付けてIVARが横揺れしないよう固定します。
      この時に真っ直ぐなっているか水平器を使って確認しながら固定してください。

      背面に固定する金具は、固定位置が決まってないので自分で下穴を開けて付属のビスで固定します。
      背面金具も取り付け、棚板もはめていい感じと思っていたのですが、ピッタリ収まると思って購入していた折り畳みテーブルが入りません・・・
      サイズを測る時にIVARの柱の厚みを考慮してなかったので20mmサイズオーバーしてしまったようです。
      ここまで準備して使わないという選択肢はないので、反対側の壁に移動させることにしました。
      ※本当はこの壁にプロジェクターを投影する予定でした。
      置くものが決まってないので、棚はだいたいの位置で設置。
      カチッと音がするまで結構な力を入れないと入りませんでした。
      (押してはめるというより、叩いて入れ込むという感じです)
      今回目玉の家具、折り畳み式収納テーブルです。
      左右に座れるよう真ん中の棚に取り付けます。

      ※部屋が狭いので押入れの下段にテーブルを収納する方法や、キッチン横に収納する方法なども検討しましたが、出し入れが大変そうなので簡単に出し入れできるIVARを使う事にしました。
      また、部屋のテーマが北欧なので木材を塗装できる点も良かったです。
      テーブルの枠組みが完成したらテーブルを固定しIVARに設置します。
      1人で正確に固定位置に設置するのは難しいので、脚立を補助替わりにして取り付けました。
      ※この作業が結構大変でした。今はこのタイプではなく床側に脚がくるタイプのみの販売になっているので改善されたようです。

      棚に取り付けた固定金具とテーブルの下にある固定金具が同じ位置にくるように位置を合わせます。
      テーブルが勢いよく開かないように両端に付属の金具を取り付けたらテーブル付き壁一面収納棚の完成です。

      ※ここまでの作業風景を動画にまとめています

      10坪の小さな家|壁一面にIKEAのIVAR「折り畳みテーブル付き収納棚」を作る【築50年戸建てDIY】#23

      壁一面にIKEAの折り畳みテーブル付き収納棚(IVAR)を設置

      テーブル付き壁一面収納棚の取り付けが終わりました。
      キッチンからリビングまで同じデザインの棚なので統一感ありますね。
      キッチン横は奥行き500mmを採用しているので、レンジも余裕で置けました。

      流し横は物を隠せるようにラタンの棚を取り付けています。
      椅子もIVARのデザインに合うようラタンを使ったデザインの物を購入しました。
      折り畳みタイプの椅子なので、使わない時は収納しておく予定です。
      テーブルと椅子を収納できる壁一面の壁は狭い家に重宝しそうです。

      IVARの上段はIKEAの間接照明を取り付ける予定で、今は取りあえず棚に置いてある状態にしています。
      棚板は最低限の枚数しか準備していないので少し物足りない感。
      追加で購入し、もう少し物を飾れるようにしようと思います。
      これから古い家のリノベーションを検討している方、築古の家を検討している人の参考になるようなシリーズ。タグに「セーチのリノベ記録 四軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。
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