トイレの壁紙、どう選ぶ?失敗しないリフォームのススメ【オシャレ実例あり】

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      トイレの壁紙の選び方を、カラーや機能性などの面から解説します。内装の参考になるオシャレなインテリア事例、失敗しないリフォームのポイントなども紹介するので、これからトイレのリフォームを行う人はぜひ参考にしてみてください。

      古い住宅をリフォームする時、トイレや洗面所などの水回りの改修を行う人は多いでしょう。設備の交換だけでなく、壁紙や床材などを変えれば気軽に内装の雰囲気を一新できます。当記事では、トイレの壁紙にスポットを当てて、デザイン・カラーの決め方、施工事例、張り替えの費用などを解説します。機能的でデザインにもこだわった、オシャレなトイレを作りたい人は必見です。

      雰囲気一新!壁紙の張り替えでトイレをオシャレに見せる3つのポイント

      トイレのような狭い空間なら、アクセントクロスも気軽に取り入れやすいでしょう。ここでは、壁紙でトイレをオシャレに見せる、とっておきのポイントを紹介します。

      柄物クロスは「模様が小さいデザイン」を選ぶのが吉

      限られた空間であるトイレは、大柄のクロスを使うと圧迫感が出てしまうことも。柄物のクロスを選ぶ場合は、なるべく模様が小さいデザインを選ぶとよいでしょう。柄の小さいクロスは、部屋を広く見せたり、奥行きを強調したりする効果があります

      また、「シンプルなデザインの壁紙を選んだものの、何となく落ち着かない」という場合、柄の大きさが原因かもしれません。小さい柄のクロスは、部屋を落ち着いた雰囲気にする効果もあります。

      シンプルかつ落ち着いた色・柄をベースに、アクセントクロスを取り入れるのが上級者

      広い部屋には貼りづらい個性的な柄物クロスや派手なクロスも、トイレの壁に施工すれば住宅全体のほどよいアクセントになります。
      オススメなのは、シンプルで落ち着いた色・カラーの壁紙をベースに施工し、部分的にアクセントクロスを取り入れる手法です。入り口向かいの壁だけアクセントクロスにすれば入室時の印象が華やかになり、便器に座っている時はアクセントクロスが見えないため、落ち着いた雰囲気を保ちつつ個性を活かした空間に仕上がります。

      凹凸のないクロスなら、汚れが拭き取りやすく清潔を保てる

      掃除の頻度が高いトイレは、メンテナンスのしやすいクロスを選ぶことも重要です。汚れを拭き取りやすいように、なるべく凹凸の少ないものを選ぶとよいでしょう。また表面にコーティングを施しているクロスなら、汚れが付着するのを防ぎ、掃除時間もより削減できます。

      どんなカラーが正解?作りたいイメージ別、トイレ壁紙の選び方

      普段はチョイスが難しい、個性的な色にも挑戦しやすいトイレの壁紙。ここでは、作りたいトイレのイメージに触れながら、オススメの壁紙カラーを紹介します。壁紙の選び方がわからず悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

      清潔で爽やかな空間を作るなら「白」や「ブルー系」の壁紙をチョイス

      清潔感があり、爽やかなイメージを与えるトイレにしたい人は白やブルー系の壁紙がよいでしょう。
      白い壁紙にも、黄みがかったオフホワイトのものや、細かな柄の入った質感のものなど、さまざまな種類があります。真っ白の壁紙だと、汚れが目立ちやすく、かえって清潔感を損ねることもあるため、少し色や柄の入ったものを選ぶほうがベターです。
      ブルー系の壁紙なら、ライトブルーなど明度の高い色を選ぶと、トイレを明るく爽やかに見せてくれます。

      リラックスできる落ち着いた空間を演出する、「グリーン」や「ブラウン」

      リラックス効果の高い落ち着いた空間にしたい人は、グリーンやブラウンの壁紙がオススメです。一見個性的なように感じるグリーンも、くすんだカラーを選べばカフェのようなオシャレな空間に仕上がります。また、観葉植物やアンティーク調の鏡などとも相性がよいカラーです。
      ブラウンの壁紙は、無地のものだと単調に感じるかもしれません。そこで、木目調やレンガ調などを取り入れると、遊びのある雰囲気をプラスできます。バランスを見つつ、採用しましょう。

      「黒」や「グレー」を取り入れると、ホテルライクでモダンな上質空間に

      高級感のあるモダンな空間を作りたい人にオススメなのは、黒やグレー系の壁紙です。
      暗い印象になりがちな黒も、「マットな質感のものを使用する・一部分だけアクセントとして使用する・木目と組み合わせる」などの工夫で、気品溢れる空間を演出してくれます。
      グレー系なら、濃さの調整次第で部屋の印象をがらりと変えられます。濃いグレーなら落ち着きのある洗練された印象に、薄いグレーなら明るく上品な印象の部屋になるでしょう。

      可愛らしい空間に仕上げたいなら「ピンク」がぴったり

      ピンクの壁紙は、柔らかく可愛らしい雰囲気を作るのにぴったりです。全面ピンクの壁紙にするのに抵抗がある人は、アクセントクロスとしてピンクを使うとよいでしょう。棚や鏡、洗面所などのインテリアはシンプルなカラーで統一すれば、大人っぽい印象になります。

      元気の出る空間を作る「オレンジ」や「イエロー」

      温かみのある元気な空間にしたい人は、オレンジやイエローのクロスがよいでしょう。こちらも少しくすんだ色味のものを選べば、個性的になりすぎず、親しみやすい印象になります。また、無地のものだけでなく、柄物クロスのメインカラーとして使用する人も多いようです。

      個性的な空間を作りたいなら「パープル」を選んで

      一見取り入れづらいように感じるパープルも、トイレのアクセントクロスとして使えば、ほかとは違う個性的な空間が作れます。落ち着いた雰囲気にしたい人や、変わったデザインに挑戦したい人などは、ベーシックな色を基調としつつ部分的にパープルを取り入れてみてください。タイル調の床材や洗面台などと合わせると、海外の住宅のような、独自の雰囲気が広がる空間になるでしょう。

      迷ったら風水で決めてみるのもアリ?!

      いくつかのカラーで迷ったら、風水の効果で決めるという手もあります。風水では、方角ごとに運気アップに効果的なカラーが決まっています。正しく取り入れると運気上昇を狙ってみましょう。
      一例として、北に温かみのあるピンクやベージュ、西をイエロー系、南をグリーン、東は黄緑やライトグリーンなどを配するのが、オススメです。
      住宅の間取りやインテリアのカラーなど、風水についてより詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

      機能で選べば掃除の負担も大幅減?!オススメの機能性壁紙

      防臭・防カビなどの効果を持つ機能性壁紙を取り入れれば、掃除の手間も減り、今のトイレをより快適にできるでしょう。ここでは、オシャレかつ利便性の高いトイレが作れる、オススメの機能性壁紙を紹介します。

      消臭効果が10年続く!「サンゲツ ルームエアー壁紙」

      「サンゲツ ルームエアー壁紙」は高い消臭効果を持っており、その効果は10年間持続すると言われています。アンモニア臭やタバコやペットの臭いなど幅広い生活臭を消してくれる、高性能の壁紙です。
      (参考:
      https://contents.sangetsu.co.jp/digital_book/faith20/index.html#page=102 
      https://www.sangetsu.co.jp/style/wall_choose03.html#choose01 )

      水汚れに強く消臭効果もある「リリカラ ダブルクリーン」

      「リリカラ ダブルクリーン」は、壁紙の表面に特殊な防水フィルムをラミネートしており、水汚れに強く、消臭効果も期待できます。色の濃いコーヒーや落ちにくいクレヨンなども、水や中性洗剤だけできれいに落とせる、優れものです。
      (参考: https://www.lilycolor.co.jp/interior/lilycolornote/200219.html )

      脱臭・調湿機能が嬉しい壁用タイル「リクシル エコカラットプラス」

      「リクシル エコカラットプラス」は脱臭・調湿機能に優れています。湿度が高い時は吸湿し、乾燥している時は湿度を上げる効果があるので、カビや結露の発生を効果的に抑えられるでしょう。調湿建材は水拭きでのお手入れができないものが多いですが、エコカラットプラスは水で掃除も可能。
      (参考: https://www.lixil.co.jp/lineup/tile/ecocarat/ )

      トイレの壁紙を張り替えるリフォーム、費用はいくらかかる?

      壁紙の張り替えリフォームは施工面積やクロスの種類などによって費用が異なります。ここでは、トイレの壁紙張り替えリフォームでかかる費用の相場をまとめました。

      壁と天井のクロスを張り替えた場合の費用相場

      トイレの壁と天井のクロスを張り替える場合、費用の相場は2万5,000〜3万5,000円ほどです。デザイン性に優れたものや機能性壁紙などを選ぶと、通常のものよりも5,000円ほど高くなるので注意しましょう。施工日数は半日〜1日ほどが多く、リフォームの中ではかなり短期間で行える施工と言えます。

      クロス張り替えではなく、「壁の塗り替え」という選択肢も

      クロスを張り替えるのではなく、古いクロスの上から塗料を塗り替える方法もあります。壁の塗り替えはデザインの自由度が高いため、気に入ったクロスがない場合や希望通りのデザインにしたい場合などにぴったりです。
      費用は1万5,000〜3万円ほどが相場で、消臭や防汚などの効果を持つ塗料もあります。塗り替えを検討している人は、「カシワバラ・コーポレーション」が提供する「WALL RENOVATION」がオススメです。

      その内装デザイン、真似したい!トイレのオシャレインテリア実例5選

      ここでは、思わず真似したくなる、魅力的なトイレのインテリア実例を紹介します。これからトイレの内装リノベーションを行う人はぜひ参考にしてください。

      落ち着いたグレージュと木目の組み合わせが、ホテルライクな高級感を醸し出すトイレ

      @mina_home88さんのInstagramで見つけたトイレのリノベーション事例です。壁紙は上品なグレージュでまとめ、洗面棚もカラーを合わせた木目調のものを使用しています。ペーパーホルダーのゴールドとも相まって、ホテルのような高級感が漂う空間です。

      色味を抑え、アクセントタイルの陰影で空間をデザインするトイレ

      こちらの事例は、@momo.ta_hさんのInstagramからピックアップ。洗面台周りの壁に使用した白いアクセントタイルが、空間を美しく引き締めてくれています。全体の色味を抑え、素材感やニュアンスで内装のコントラストをつけました。

      デザイン性の高い花柄クロスが印象的!可愛さとオシャレを両立したトイレ

      @ayagram_homeさんのInstagramから、デザインクロスを大胆に使用した内装事例です。カラフルな花柄クロスを壁の一面に施し、可愛さとオシャレさを兼ね備えた空間にリノベーション。木目やベージュのクロスと組み合わせることで、派手すぎないバランスの取れた内装に仕上げています。

      グレーの壁紙とライトブラウンの組み合わせがナチュラルなトイレ

      Instagramより、@yu.ma0836さんの投稿を紹介。ライトグレーとベージュの組み合わせがナチュラルで優しい印象です。インテリアとペーパーホルダーを木目調で合わせる、収納カゴやホルダーの色をブラックで統一するなど、細やかな工夫も見られます。

      ネイビーで塗った壁が、ドット柄のクッションフロアとの相性抜群なトイレ

      @ie.no.kotoさんのInstagramで見つけたトイレのリフォーム実例です。くすんだネイビーの壁とドット柄のクッションフロアが可愛らしく、個性を活かしたデザインが特徴的です。モニュメントやモノトーンの鏡など、遊びのある小物も上手に取り入れています。

      【関連コンテンツ】トイレ壁紙は自分で張り替えできる?やり方&DIY例紹介

      こちらでは、DIYで壁紙を張り替える方法や費用などを紹介しています。リフォームとDIYでの費用面の違いを知りたい人や、具体的なDIYの手順などを知りたい人は必見です。
      トイレの壁紙実例をたくさん見たい人はこちらの記事がオススメです。人気のホワイト系やベーシックなデザイン、大胆にデザインクロスを使った事例まで、さまざまなアイデアが見られます。

      トイレは狭く限られた空間ですが、思い切ったデザインのクロスや遊び心のある小物なども導入しやすいです。試してみたいカラーや内装デザインがあれば、ぜひプロに相談するとよいでしょう。トイレのリフォーム依頼は、壁紙の張り替え・塗り替え実績も豊富な「カシワバラ・コーポレーション」がオススメです。インテリアについてもアドバイスも受けられるので、トイレの内装デザインで悩んでいる人も、相談してみてはいかがでしょうか。
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