気になる“壁リノベ”を実践!お部屋を1ランク上げる『ナオス不燃化粧パネル』とは

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      28歳で福岡へ移住し、築40年を超える築古物件をセルフリノベーションしながら大阪と福岡の2拠点で生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。今回は3軒目でまとめた中古マンションの寝室に高級アクセントパネルを施工しました。リフォームやリノベを検討中の人は、ぜひ参考にしてください。

      高級住宅やホテルやオフィスの壁に使用されているパネル

      次の物件で使える資材を探している最中に「ナオス不燃化粧パネル」を知りました。
      高級住宅やホテルやオフィスの壁に使用されている部材で、値段はエコカラットと同程度。
      そんな「ナオス不燃化粧パネル」について話していきます。

      「ナオス不燃化粧パネル」とは

      ナオス不燃化粧パネルは「デザイン性」「環境配慮」「抗菌・抗ウィルス」の3つの特徴を備えた商品。オフィスやホテル、マンションエントランスなどの空間で使用されおり、オレフィン製化粧シートに抗ウイルス・抗菌機能をプラスした環境と人にやさしい不燃化粧パネルになっています。
      現在、30点の色柄ラインナップがあり、建具や造作物に合わせて選ぶことができます。

      素材はケイ酸カルシウム板。
      厚み6mm、サイズは「W1150×H3000」の範囲内でオーダーできます。
      ケイカル板をシートで四方巻きして仕上げてる感じです。

      壁のサイズに合わせてオーダー

      壁のサイズを計ってオーダー注文します。
      今回は寝室の1壁に張るので横幅が均等になるよう発注しました。

      柄はナオスタックシートと同じラインナップから選べたので、ずっと気になっていたモードメタルLG(NT-7102)を選択。グレー系で揃えた家なので、モードメタルLGはこの家にぴったりだなと思っていました。

      寝室はプロジェクターを投影したいという希望しかなく、特に拘った内装にしなかったので片側の壁一面に施工して、どう変わるか楽しみです。

      ナオス不燃化粧パネルを壁に張る

      パネルはケイカル板でできているので、凹凸があると浮いてしまったり割れたりするので、壁にスイッチやコンセントがある場合は事前に外しておきます。それ以外にも突起物などがある場合は事前に取り除いておきます。
      スイッチやコンセントと同じ位置に印を付け、マルチツールでスイッチの穴をくり抜きます。
      ここがズレると取り返しがつかないので、かなり慎重に位置確認をしてください。

      パネルをくり抜いたら、一度壁に当てて位置確認。
      くり抜いたスイッチの位置が合っていればOKです。
      不燃化粧パネルは3mmほど間を空けて張っていくので、隙間になる位置にパネルと同じシートを壁に貼ります。※発注時にシートも設置で付いています。

      壁端からパネル幅を測り、上下中間の同じ距離に印付けした位置に貼ります。
      ※この時に真っ直ぐ貼らないとパネル裏に隠れてしまったり隙間が見えてしまうので、貼った後にもう一度パネルを当てて確認した方がいいです。
      パネルの接着にはキッチンパネルを張る時に使う、仮止め両面テープとキッチンパネルボンドを使います。(ホームセンターで購入できます)

      まずはパネルの裏面に仮止め両面テープを貼り、コーキングガンにボンドを装着、両面テープが貼ってない箇所にまんべんなくボンドを塗ります。
      ※両面テープの厚みより塗らないと引っ付かないので、たっぷりと付けてください。
      ボンドを塗り終わったら、両面テープのシールを剥がして準備完了です。
      壁に沿わせるように張るのですが、サイズをピッタリで注文しているのでなかなか難しい作業です。
      一度張り付けてしまうと、微調整ができないので慎重に張ります。
      2枚以降を張る時は、目地にヘラを当てて隙間が均等になるように張り進めます。
      ヘラを当てた位置から反対側の目地位置を確認し印付け、印を付けた位置にシートを貼ります。
      ナオス不燃化粧パネルは、本来壁紙を貼っていない石膏ボードや合板の上に施工し仕上げ材として使います。(今回は壁紙を貼っていたのでその上から施工)
      表面は傷や汚れに強いオレフィンシートなので、水拭きで手入れもできますし壁紙で仕上げるよりも長持ちします。

      部屋の雰囲気を変えたい場合、上からシートを貼ることもできるので、1度施工してしまえば簡単に柄を変えることもできます。
      値段はエコカラットを施工するのと同じくらいでしたので、玄関や廊下や部屋のアクセントとして使うのに最適です。
      横ラインの目地に貼るシールは上から被せるのでほぼ見えなくなりますが、一部分はどうしても見えてしまうので、できればラインにそって綺麗にカットした方が良いです。

      最初の1枚は気を使いますが、後は隙間に気をつけて張り進めれば綺麗に仕上がります。
      作業自体は1日もかからない程度で終わります。

      異形貼りできる三角形や六角形もある

      壁一面以外にも異形貼りできる製品があります。

      ・長方形 格子状に割りを入れる事で、落ち着きのある上質な空間に。
      ・矢羽形 立体的なパターンで躍動感のある空間に。
      ・五角形 抑揚のあるパターンでアイディアを掻き立てる空間に。
      ・三角形 直線と斜線を掛け合わせたパターンで会話の弾む空間に。
      ・風車形 緩急のある独特なパターンで、伝統美を追求した空間に。

      ※店舗やホテルのエントランス等で使われているようです。
      パネル1つ1つが小さいので、ポイントで使うこともできますが、全面に貼った方がまとまりがありますね。デザイン決めて発注するといいかもしれません。

      「ナオス不燃化粧パネル」で1ランク上の空間に!

      厚さ6mmなので、既存の壁の上から張っても違和感なく仕上がりました。
      ドアを開けると高級感あるパネルが一面に施工されているので、部屋に入ったら壁に目がいきます。
      玄関で使う場合、ドアの柄に合わせられるので統一感がだせて良さそうです。

      ワンランク上の寝室!高級住宅に使われる「ナオス不燃化粧パネル」をマンションの壁にDIY

      部屋で使うと、シートの質感と模様にパネルラインがアクセントで際立つので高級感がでます。

      現在は主に高級住宅やオフィスなどに使われる事が多く、最大 W1150×H3000サイズで注文できます。寝室や書斎などの壁一面にアクセントとして使うこともできるので、自宅のリノベやリフォームを検討される方は是非導入検討してみてください。
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