働くモチベーションが上がる! オフィスリノベーションのポイント

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      在宅で仕事をする人も増えた昨今、オフィスに求められることはなんでしょうか。その一つに、「いるだけでモチベーションが上がる空間」を作り上げることがあります。今回は、社員のモチベーションを上げてくれるオフィスづくりのポイントについて、ご紹介していきます。

      株式会社フィーカデザインは、沖縄県を中心に、ファッションからインテリアに至るまで、ひとりひとりのライフスタイルや将来設計に寄り添い、生活の質が上がるコーディネイトを提案しています。ファッションの分野で培ったカラーリングや柄などの組み合わせバランスをインテリアにも活かし、生活動線・家事動線に適した収納や家具の配置、オフィス空間のリノベーションなど、デザインやスタイルだけでなく、快適な環境づくりをご提案しています。
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      これまで、ご自宅のリノベーション事例を中心にご紹介してきましたが、今回はオフィス空間のリノベーション事例と共に、働く人も訪れる人も心地よいオフィス空間の作り方について、ご紹介したいと思います。

      オフィス空間のリノベーションのメリット

      オフィスが働きやすく快適な空間になることで、そこで働く人のモチベーションがアップし、作業効率を向上させるというメリットもあります。無駄の少ない動線の確保、IT機器の床下配線、ミーティングスペースと作業スペースの分離などに加え、心にゆとりを与えるグリーンコーディネイトや、眩しすぎない照明の設置など、自宅リノベーションにも通じるポイントがいくつかあります。また、リノベーションにより企業のブランドイメージを高めるという効果もあります。
      今回は、空間を広く活用しながら、ここの作業スペース、ミーティングスペースなど、目的に応じて場所や空間を分ける工夫をご紹介します。

      異なる資材を用いた 無意識ゾーニングの活用

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      オフィススペースにおけるゾーニングとは、スペースを機能や用途に区分けし、各スペースの配置やセキュリティーゾーンなどを決定していくことを指します。

      いくつかの用途に分けることができますが、その一例として

      ・パブリックスペース(エントランスやロビーなど不特定多数のお客様が来訪する場所)
      ・共有スペース(ミーティングルームなど社員や来客者が使うスペース)
      ・ワークスペース(社員が利用する固定の机がある場合や、フリーアドレスなど)
      ・セキュリティスペース(機密書類やデータなどを保管する管理スペース)

      に分けることができます。

      全てのスペースを壁やパーティションで遮ってしまうと、室内が暗いイメージになってしまったり、スペース間の移動に不便を感じることも。
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      こちらは、オフィス空間のリノベーション事例ですが、オフィス空間の奥から玄関口に向けて撮影したものです。写真手前が個々のワークスペース、真ん中は共有で使えるワークスペース、そして左奥がエントランスへ続く共有スペースとなります。

      この3つのエリアを壁や背の高い収納棚で隠してしまうと、外からの光を遮り、とても窮屈な印象に。そこで床材や壁のクロス、一部の天井のカラーに変化をつけることで、無意識にそれぞれが違うスペースであることを印象付けています。
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      こちらは、共有で使用できるワークスペース。ノートパソコンを持ち込んで気分を変えて作業をしたい時や、社員同士が複数人で集まり、意見を交わしあいながら仕事ができるスペースになっています。対面する人の視線を、グリーンで遮ることで、集中力を高めるという効果も期待できます。

      また、個々のワークスペースとは異なった照明を用いたことも、ゾーニングの印象を変えるのに役立っています。
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      壁面は、長時間作業しても疲れにくいテーブルと椅子が設置されたカウンタースペース。USBがそのまま挿せる充電用コンセントが設置されているほか、窓からは美しい沖縄の海が見える、快適なオフィス空間となりました。

      ワークスペースに有効なアーティフィシャル・グリーンの活用

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      先程の共有ワークスペースにも活用されているグリーンですが、オフィス空間で観葉植物を管理するのはとても手がかかります。
      そこでおすすめしたいのが、「アーティフィシャル・グリーン」の活用です。
      水も要らず、日光浴させる手間もいらない造花ですが、本物と見間違うほどのクオリティーで、耐久性もあり、その場の雰囲気を明るく華やかにしてくれるのが特徴です。
      なかには、消臭効果のあるアーティフィシャル・グリーンも販売されており、生花や観葉植物のように自由にアレンジして壁面を飾ることができます。
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      エントランスには、沖縄の企業らしいイメージを添えるため、沖縄で昔から利用されている建築資材の花ブロックをカラーリングし、アーティフィシャル・グリーンでコーディネイトしました。エントランスの天井高はそこまで高いものではありませんでしたが、ブロックとグリーンを使った縦長のコーディネイトで、広さを演出するとともに、訪れる方をおもてなしする明るい空間となりました。
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      こちらは、アーティフィシャル・グリーンを用いた室内装飾の他の例です。
      自宅の一部を活用したネイルサロンですが、ノーマルな白い壁面の一部を、イメージカラーのクロスで装飾し、アーティフィシャル・グリーンでコーディネイトすることで、空間が一気に華やぎ、訪れた方への特別感を演出することができます。

      最近では、自宅の一部をサロンとして活用する方、またはリモートワークで自宅スペースにオフィス機能を持たせる方も多くいらっしゃいます。その際は、エリアゾーニングに配慮しながらコーディネイトして、作業効率やモチベーションがアップするワークスペースをコーディネイトしてみましょう。

      オフィスをリノベーションするなら、コーディネイターへ相談を

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      コーディネイターは、床材・壁紙などの印象について、多くの事例をもとに、プロフェッショナルな意見を持っています。床材や壁紙だけでなく、照明機器のバランス、グリーンコーディネイトなどで全体的な印象は変わります。フィーカデザインでは、デザインのトータルイメージを把握しやすいよう、3Dパースを作り、イメージの共有をしています。
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      オフィス空間は、不特定多数の方が、さまざまな目的で場所を共有しています。そこで過ごす方が快適なものとなるようなリノベーションで、オフィスの価値をアップさせてみませんか?
      フィーカデザインでは、個人の住宅に関するリノベーションやコーディネイトのご相談だけでなく、オフィススペースのコーディネイトに関するご相談もお引き受けしております。
      ぜひお気軽にお問い合せください。
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