金属加工してスプーンづくり!企業研修やイベントで大人気のワークショップに迫る

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      加藤数物の大人気ものづくり体験「スプーンづくりワークショップ」が、お子様向けの教育や企業の研修プログラムまで、幅広いシーンで開催されている様子をご紹介します。

      今年の夏は色んなイベントに出かけた方も多かったのではないでしょうか?昨年までは新型コロナ感染拡大の影響で多くのイベントが自粛モードでしたが、今年に入って徐々にイベントが開催されるようになり、私たちの“ものづくり体験ワークショップ”参加依頼も増えました。
      この「イベント」や「ワークショップ」には色々な形があり、私たちはその形態によって体験の内容を企画し運営しています。

      では参加された方はどんな感想を持たれたのか一部ご紹介しましょう。
      <参加者の感想>
      「オリジナルスプーンを作れて楽しかった」
      「家族で参加できてよかった」
      「金属加工の体験はなかなかないから良い経験だった」
      「作業は単純だけど奥が深い」
      「叩くのやめられない」
      「手で物を作る醍醐味が味わえた」
      「金属のことも学べて楽しかった」 など

      多くの方にものづくりの良さを体験していただいています。
      今回はものづくり体験ワークショップがどんな場や用途で活用されているかご紹介します。みなさんの周りで加藤数物のワークショップの活用機会をイメージしていただけたら嬉しいです。

      ● フェスイベント

      「フェス」や「マルシェ」など、いくつものお店が一堂に会するフェスイベントでの出店はイメージがしやすいと思います。出店するイベントはその年によって様々ですが、こうしたフェスイベントの出店で開催するのが「スプーンづくりワークショップ」です。(前々回の記事でご紹介しています)このワークショップは、お子様から大人まで一緒に楽しめて実際にスプーンとして使えるのでキャンプイベントに出店することも多いです。
      2日間のキャンプイベントでは、1日目でスプーンを作った後、そのスプーンでごはんを食べて、2日目に手直しに来る方もいるんです。2度漬けならぬ“2度打ち”もOKです!何より作ったスプーンでキャンプ飯を食べると食事の美味しさもキャンプの楽しさも倍増します。
      アウトドアイベントにて/加藤数物スプーンづくりワークショップ

      アウトドアイベントにて/加藤数物スプーンづくりワークショップ

      via ㈱加藤数物
      また刻印でアルファベットの文字を打つことができるのですが、家族でそれぞれの名前が入ったマイスプーンを作ったり、お友達同士で思い出に作ったり、一緒に来れなかった方の名前を入れてプレゼントに持ち帰ったり、いろんなシーンに出会います。
      “トントン”鳴り響く音に誘われて子供たちが「やりたい!」と飛びついてくれる光景も多いですが、大人がトントンカンカン夢中に叩いている姿もよく見られます(笑)

      そして私たちも体験に来てくださった方との出会いが楽しみの一つです。開催地の地元や遠方から来る方など色んな来場者・出店者と出会えて一つ一つイベントを重ねるごとにつながりが増えていくことがやりがいになっています。

      ● 顧客向けサービス

      フェスイベントのように沢山の出店者の中の1社ではなく、顧客を持つ施設や企業のイベントに「ものづくり体験ワークショップ」を一つのコンテンツとして取り入れていただく事も多くあります。

      例えば、
      ・ショッピングモール集客イベント
      ・生活雑貨店内ワークショップイベント
      ・ディーラー顧客向けキャンプイベント
      ・企業の社内イベント  など

      お客様がいつもと違う光景に足を止めてくれたり、楽しい体験が主催する企業やブランドのイメージアップにも繋がります。
      店舗内でのワークショップ開催

      店舗内でのワークショップ開催

      via ㈱加藤数物

      ● 学習+ものづくり体験

      金属について知る体験

      金属について知る体験

      via ㈱加藤数物
      「ものづくり体験」に金属のことを知る“学び”を加えた体験プログラムも行っています。金属が持つ特有の性質を簡単な実験を通して学ぶ機会と金属加工のものづくりを体験することができます。最近では親子で一緒に参加をして実験やものづくりに取り組む形態も多くなっています。
      市の生涯学習講座や博物館で開催されるワークショップなど主に小学生向けのプログラムに採用されています。
      ものづくり体験

      ものづくり体験

      via ㈱加藤数物

      ● 企業の研修プログラム

      実は「ものづくり体験」を研修として活用することもできます。

      こんな研修ができます。

      ・ チームのコミュニケーションを図る
      ・ 座学ではなく体を動かして楽しめる研修
      ・ モチベーションを高く維持した研修
      ​・ ものづくりの面白さを体感できる研修

      例えばとある製造業の新入社員研修では、スプーンづくりにワークシートを取り入れ、作る前にいくつか考える要素を加え、スプーンの完成形をどうアウトプットするか、個人やグループで課題に取り組みます。
      技術の訓練ではなく、誰でもできる金属加工の作業の中で『作る、考える、感じる、発見する』要素を含み、楽しみながら学べる研修です。みんな同じではなく、個々がそれぞれの答えを得ることを大事にしています。

      社員同士のコミュニケーション、チームビルディングを目的とした研修などに採用していただいています。
      企業研修ではワークシートを使います

      企業研修ではワークシートを使います

      via ㈱加藤数物
      企業研修の様子

      企業研修の様子

      via ㈱加藤数物

      ● 工場見学+ものづくり体験

      最後はまるごと加藤数物を体験できる工場見学です。普段立ち入ることのできないプレス加工工場を社員がご案内します。大きなプレス機や加工の音を目の前で体感するととても迫力があります。そしてそれを動かすのは「人」です。普段何となく乗っている自動車にも使われている部品が人の手で作られていることを見て知ってください。
      工場内のプレス機を見学

      工場内のプレス機を見学

      via ㈱加藤数物
      また、ものづくり体験のメニューは4つから選ぶことができます。

      ・ 木のスプーン
      ・ カラビナカトラリー
      ・ ファーストバイト(ビッグ)スプーン
      ・ 廃材から作るアクセサリーづくり

      フェスイベントなどではできない体験も工場では作ることができます。この工場見学を含むワークショップには、ご家族、ご友人はもちろん、会社の組合や町内会などの課外イベントとして数人から10数名の団体まで幅広く活用いただいています。東海、関西エリアからの旅行でアクティビティとして利用される方も多いので地元豊川市のおすすめスポットも案内しています。

      ※機械が動いているところを見学できるのは工場稼働日に限ります。
      ※工場見学の開催はお問合せいただいた際に都度日程調整をさせて頂いております。定期開催はございません。
      工場見学後のものづくり体験

      工場見学後のものづくり体験

      via ㈱加藤数物

      ものづくり+ひとづくり 「monohito」

      加藤数物では、この「ものづくり体験」の取り組みを「monohito」というコンセプトで運営しています。「monohito」とは “ものづくり+ひとづくり”です。

       “「ものづくり」をしていることが「ひとづくり」になる”​

      教材、教育からスタートした加藤数物の原点、それからずっとものづくりを続け受け継いできた技術と想いがあり、私たちはそれを「ものづくり体験」としてものづくりから学び、ものづくりを通して人と人がつながる場をつくっていきます。

      monohitoサイトでは、私たちの考えをはじめ工場見学や企業研修の案内などご覧いただけます。ぜひ一度ご覧ください。またワークショップのご相談もお問合せから受け付けております。
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