【こどもDIY検定】自信につながる!作る時に役立つ技術

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      和歌山で2023年6月にスタートしたこどもDIY検定を運営しているBOX*0(ボックスゼロ)です! 現在2年目に入り、子供たちは単なるものづくり以上の技術を学んでいます。

      こどもDIY検定は2年目を迎え、多くの方々の協力を得て、新しい学びの機会がさらに広がっています。先日、子供たちにはインプットだけでなく、アウトプットにも挑戦しました。

      ものづくりに役立つ学び

      毎月行われるバッチ検定では、子供たちは受けたい課題と必須課題をうまく選びながら、順調にステップアップしています。
      年に2回の本検定を視野に入れてスケジュールもなるべく自分で考えてもらうようにしています。
      子供たちが自分の行動を自分で考え責任を持つことの学びでもあります。
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      9月に行われた本検定では、3名が3級に進級しました! おめでとう♪
      バッチ検定は課題が繰り返されますが、課外授業は毎回新しいチャレンジをしています。
      先日は、モノを立体的に考える基本となる「パース図を描いてみよう」という課外授業でした。
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      DIYでは「図面」を描くことが多いですが、立体パースを描くことで、完成形をより具体的にイメージしやすくなります。
      「VP=消失点=ヴァニシングポイント」「HL」など本格的に学びました!
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      描くものを馴染みのある端材で作った動物にすることで、堅苦しい学びにならないように少し工夫を。

      教わる前は平面的にしか描けなかった子供たちも、基本を学ぶことで立体的に描けるようになりました。
      これからDIY検定を進めていく上でもこの視点をしっかり持っているとまた今までと違った取り組み方になると期待しています。
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      見本のパース図が少し描けるようになると、次は自分が描きたいものを立体で描くことに自主的にチャレンジしていました。わからないところは終了後に先生に質問をして教えてもらっていました。
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      臆することなく次々にやってみる子供たちの素直な探求心は素晴らしいなと思いました。そういうところをしっかりと伸ばしていければと思っています。

      時にはアウトプットを

      1年間いろいろと学んできた子供たちですが、その成果をいつもの検定の題材という形ではなく、違う形でアウトプット出来るような課外授業も行いました。
      和歌山城で行われるイベントに、ご依頼を受けて「子供向けDIYワークショップ」で出展。そこでこどもDIY検定を受験してくれている子たちにも「先生」として参加してもらうことに!
      ワークショップを受ける子供たちのサポートをしてもらいました。
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      どうしようかと悩んでいる子には「こういう風にするのはどう?」とアドバイスしてあげたり、カナヅチやボンドの使い方などは「こういう風に使うんだよ、こいうことに気をつけてね」と、検定で教わった通りに説明をしていました。
      しっかり理解して身についていたんだなぁと。
      アウトプットを通じて、予想以上に子供たちの成長を実感しました。
      指導する側としても、これまでの取り組みが確実に成果として現れていることを確認でき、2年目も変わらずこの活動を続けていこうと改めて決意しました。

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