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 28歳で福岡へ移住し、築40年を超える2軒の物件をセルフリノベーション。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。リビングに休憩するような場所が無かったので、腰を掛けれて横になれるような「小上がり」兼「ソファーベッド」を作りました。
「小上がり」兼「ソファーベッド」を作る
   家のリビングはオフィスのような雰囲気にセルフリノベーションしたので、ちょっと休憩したいなと思ったときに休める場所がありませんでした。 
  
 
  
腰掛けたり寝そべったりできるスペースを手に入れるために、ソファーベッドも兼ねた小上がりを作ろうと思います。
 
腰掛けたり寝そべったりできるスペースを手に入れるために、ソファーベッドも兼ねた小上がりを作ろうと思います。
サイズ決め
   小上がりは畳やコンパネを敷いて床のような作りにするデザインがほとんどですが、部屋の雰囲気に合わないのでマットレスを敷くことにしました。 
  
 
  
大きすぎると部屋が狭く見えるし、小さすぎると居心地が悪そうなので、サイズは相当悩みました。
結果、マットレスのサイズに合わせて「2600mm×970mm×450mm」で作ることに。
 
  
小上がりの高さは一般的に300mm~400mmが良いとされています。
僕のデザインは450mmですが、マットレスの厚みを100mmにしているので少し沈んで400mmになるようなイメージです。
 
大きすぎると部屋が狭く見えるし、小さすぎると居心地が悪そうなので、サイズは相当悩みました。
結果、マットレスのサイズに合わせて「2600mm×970mm×450mm」で作ることに。
小上がりの高さは一般的に300mm~400mmが良いとされています。
僕のデザインは450mmですが、マットレスの厚みを100mmにしているので少し沈んで400mmになるようなイメージです。
小上がり&ソファーベッドに必要な木材
 
  
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   ・1×4材(970mm×19mm×90mm)28本 
  
・1×4材(1300mm×19mm×90mm)6本
・角材(300mm×105mm×105mm)18本
を準備しました。
 
  
角材のサイズは1×4材の幅90mmに合わせたかったのですが、500円セールをしていたので105mmにしました。
 
  
通常、1×4材の長さはコンパネなどの大きさに合わせますが、今回はマットレスのサイズに合わせて作るので、長さが970mmとキリの悪い数字になっています。
 
・1×4材(1300mm×19mm×90mm)6本
・角材(300mm×105mm×105mm)18本
を準備しました。
角材のサイズは1×4材の幅90mmに合わせたかったのですが、500円セールをしていたので105mmにしました。
通常、1×4材の長さはコンパネなどの大きさに合わせますが、今回はマットレスのサイズに合わせて作るので、長さが970mmとキリの悪い数字になっています。
木材をカットしてヤスリ掛け
 
  
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   角材は丸ノコだと刃が届かないのでホームセンターのカットサービスを利用しました。 
  
1×4材は970mmと1300mmでサイズを合わせて線をいれていきます。
 
  
※1×4材もホームセンターでカットしてもらうと早いです。
 
1×4材は970mmと1300mmでサイズを合わせて線をいれていきます。
※1×4材もホームセンターでカットしてもらうと早いです。
 
  
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   丸ノコでカットしたら、端のささくれを取る程度にヤスリ掛けをしました。 
 
 
1×4材に角材を取り付ける
 
  
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   脚元に引き出しを入れたいので、970mmの1×4材を縦に並べて等間隔に角材を取り付けます。 
  
 
  
※前面にパレットのような雰囲気を出したい人は、1300mmの1×4材を横に並べて角材を取り付けてください。
 
 
 
※前面にパレットのような雰囲気を出したい人は、1300mmの1×4材を横に並べて角材を取り付けてください。
 
  
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   人が数人乗っても木鳴りが発生しないように、木鳴り防止効果のある「造作美人」というビスを使います。 
  
今回は105mmの角材を使っていて1×4材と幅が違うため、真ん中と左右で付け方を変えました。
 
今回は105mmの角材を使っていて1×4材と幅が違うため、真ん中と左右で付け方を変えました。
天板を取り付ける用の1×4材を固定
 
  
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   970mmの1×4材に角材を取り付けたら、今度は天板の土台となる1300mmの1×4材を、3つの脚を繋ぐように取り付けます。 
  
 
 
 
天板を固定する
 
  
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   数人乗っても大丈夫なくらいの強度が必要なので、天板には11枚の1×4材を敷き詰めます。 
  
等間隔に並べたら、全面に35mmの「造作美人」ビスを打ち込みます。
 
  
コンパネを使えば簡単に作れますが、マットレスを敷くので通気性が良い方がいいかなと思い、間隔を空けて木材を並べる手法を使いました。
 
等間隔に並べたら、全面に35mmの「造作美人」ビスを打ち込みます。
コンパネを使えば簡単に作れますが、マットレスを敷くので通気性が良い方がいいかなと思い、間隔を空けて木材を並べる手法を使いました。
厚さ10㎝のマットレスを敷く
 
  
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   マットレスの固さは好みがでます。 
  
座った時に、程よく沈む柔らかさが好きという方は柔らかいマットレスが選ぶと良いですが、小上がりとして使うのであれば、ある程度固くないと使いずらいと思います。今回は「220Nの高反発マットレス」を選びました。
 
  
※75N~110Nが「ふつう」、110N以上が「かため」と言われてます。
 
 
 
座った時に、程よく沈む柔らかさが好きという方は柔らかいマットレスが選ぶと良いですが、小上がりとして使うのであれば、ある程度固くないと使いずらいと思います。今回は「220Nの高反発マットレス」を選びました。
※75N~110Nが「ふつう」、110N以上が「かため」と言われてます。
 
  
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   ファスナーでマットレスが3分割されているので、1つ取り外してパレットの上に置きます。 
  
これで、970mm×1300mm×450mmの小上がりが1つ完成です。
 
 
 
これで、970mm×1300mm×450mmの小上がりが1つ完成です。
同じ手順でもう一つ作る
 
  
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   同じ手順でもう1つパレットを作り、マットレスを2つ並べれば「2600mm×970mm×450mm」の小上がりができます。 
  
 
  
※このサイズでつくる為に3つ折りのマットレスを選んでいます。
 
※このサイズでつくる為に3つ折りのマットレスを選んでいます。
パレットを塗装する
 
  
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   真ん中の脚1本で支えているようなデザインにしたかったのでパレットを黒と白で塗装します。 
  
 
  
ペンキはSTYLE DIY「マットフィニッシュ」を使いました。
重ね塗りすれば刷毛の跡や木目が見えなくなるので、個人的に好きなテイストです。
塗料は伸びが良いので少量をハケに付けて塗りました。
 
 
 
ペンキはSTYLE DIY「マットフィニッシュ」を使いました。
重ね塗りすれば刷毛の跡や木目が見えなくなるので、個人的に好きなテイストです。
塗料は伸びが良いので少量をハケに付けて塗りました。
マットレスにラグを取り付ける
 
  
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   2個とも塗装が完了したら1時間ほど乾かして次の工程に移ります。 
  
 
  
パレットの上に100mm厚のマットレスを敷いて、その上から「シャギーラグ」を重ねます。
無印良品のシーツを敷こうと思っていたのですが、ラグであれば上からかぶせた時に固定位置を隠せるので、見た目も良くなると思いチョイスしました。
 
パレットの上に100mm厚のマットレスを敷いて、その上から「シャギーラグ」を重ねます。
無印良品のシーツを敷こうと思っていたのですが、ラグであれば上からかぶせた時に固定位置を隠せるので、見た目も良くなると思いチョイスしました。
 
  
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   ラグの裏面に滑り止めが付いていますが、それだけでは心もとないのでタッカーでパレットに固定していきます。 
  
 
  
ラグの毛足が35mmあるので、タッカーの刃を打っても全く見えません。
 
 
 
ラグの毛足が35mmあるので、タッカーの刃を打っても全く見えません。
「小上がり」兼「ソファーベッド」の完成
 
  
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   足元の隙間に木材で引き出しを作ると小上がり感を強く出せますが 
  
僕の部屋だと雰囲気が合わないので無印良品の収納ケースを入れました。
 
  
真ん中の脚で支えているように見せたかったのですが、ちょっとイメージが違いました。
脚は全部白で塗装しても良かったかもしれません。
 
  
 
  
 
 
 
僕の部屋だと雰囲気が合わないので無印良品の収納ケースを入れました。
真ん中の脚で支えているように見せたかったのですが、ちょっとイメージが違いました。
脚は全部白で塗装しても良かったかもしれません。
 
  
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   腰掛けた時に膝が90度に曲がる位置にくるので、高さ45㎝でベストサイズでした。 
  
 
  
身長180㎝の僕で丁度いいので、僕より背が低い人は土台の高さを5㎝くらい落とすか、マットレスの厚みを少なくした方が座りやすいと思います。
 
  
マットレスが高反発の220Nなので、体重67㎏の僕が乗っても沈みすぎることはなく、程よい弾力で居心地が良いです。
 
 
 
身長180㎝の僕で丁度いいので、僕より背が低い人は土台の高さを5㎝くらい落とすか、マットレスの厚みを少なくした方が座りやすいと思います。
マットレスが高反発の220Nなので、体重67㎏の僕が乗っても沈みすぎることはなく、程よい弾力で居心地が良いです。
 
  
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   向きを変えると正方形に近い形になるので、小上がりとして使い易いと思います。 
  
 
  
立ってみると少し沈みますがストレスなく歩くことができました。
上に立つことを想定して220Nの高反発にして良かったです。
 
 
 
立ってみると少し沈みますがストレスなく歩くことができました。
上に立つことを想定して220Nの高反発にして良かったです。
   下に掲載しているのは、今回の作業動画です。 
  
もっと詳細を知りたいという方はぜひご覧ください。
 
もっと詳細を知りたいという方はぜひご覧ください。
   今回作った小上がり兼ソファーベッドは、マットレスとラグの種類を変えるだけで違った雰囲気に仕上げることもできます。 
  
 
  
マットレスやラグはニトリなどの家具屋さんでも手に入るので、比較的簡単に作ることができます。
ぜひ自宅に合うサイズのものを作ってみてください。
 
マットレスやラグはニトリなどの家具屋さんでも手に入るので、比較的簡単に作ることができます。
ぜひ自宅に合うサイズのものを作ってみてください。
 
 

 