【ルームツアー】古民家と猫。歴史を感じるこだわり住宅を紹介

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      カシワバラグループ提供のリリー・フランキーさんナレーションのTV番組「部屋と、リリーと」。この番組は、自分自身で作った理想のお部屋にお邪魔する番組です。 カシワバラグループであるカシワバラ・コーポレーション運営の「DIYer(s)」編集部では、これまで放送してきた番組内容をご紹介します。

      フェチな視点でオンリーワンの暮らしぶりを紹介するTV番組「部屋と、リリーとvol.9」

      フェチな視点でオンリーワンの暮らしぶりを紹介するTV番組「部屋と、リリーとvol.9」

      今回は、シーズン1で2023年1月10日(火)に放送された「古民家の部屋と。」をご紹介します。

      今日のお部屋は、コテンポ 伊藤さんが暮らす古民家をリフォームしたお住まいです。
      早速、お邪魔します。
      玄関から、まず昔ながらの階段があります。昔の階段は急な作りが多いですよね。
      リフォーム前の様子です。
      随分明るい部屋になりました。とても開放的な空間に変わっています。リフォーム前とは日当たりが200%増しくらいに見えます。
      まずは天井、ベニヤで板目や柾目を活かした市松張りにしています。色や素材が粋に映え映えとした様子です。


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      市松貼りとは
      正四角形にした2色を互い違いに配列した市松模様に倣って、2種の素材や色を互い違いに貼ること。ここでご紹介のリフォームの場合、色も素材も同じですが、板目と柾目のタテとヨコを交互に貼っています。

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      ダイニングの上部は開放的に。以前の天井の部分も残っていながら、素敵なレイアウトになっています。いちばん高さをとっているところからペンダントランプが降りてきています。これだけの抜け感が出せたら、ランプも飾りがいのあることでしょう!
      テーブルは、機能的な収納スペースを兼ね備えています。オーブンレンジが下にありますね。電子レンジやオーブンは、目線の高さや腰高で置くことが多いですが、オーブンを腰高に置いていて、開けた時にお腹をやけどした事がある人の話を聞いたことがありますので、床置きはとてもいいと思います。
      杉の渋い色が出ている天板。

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      杉材とは
      木目はやや粗めです。油分が少なく、湿気の多い日本の住宅建築によく使われる素材。値段も手頃。日本では「秋田杉」や「日光杉」など産地で呼ぶことも多く、その名前の数も豊富です。

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      クローゼットは下地材として使われる構造用合板を使用しています。

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      構造用合板とは
      建築で用いられる合板のこと。ここで使われている構造用合板は、長く建物の中で使用されて、その建物の支えやベースとなる部分(構造)に関わる箇所に使用されることを目的にした合板のこと。

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      構造用合板の扉は、重いのでトグルも付けています。少々力ずくな感じも見られますが、それもご愛嬌。きっとまた素敵にリペアしちゃったりするんでしょうね。
      断熱のための二重の窓、こんな工夫で快適な暮らしになるんですね。昔のおうちは夏に風通しがいいように作られているから、冬のすきま風がぞくっとしましたね。今や日本の夏は猛暑日の連続ですし、夏も冬も二重窓は大正解だと思います。
      うわーこれは死んだばあちゃんのところにあった同じガラスだな、とリリーさん。猫さんが当たり前な顔で通り抜けてる様子がシュールですね。
      この懐かしい鍵。一周回って新しいと思う世代も多いかもしれません。
      古くなるとねじ山が摩耗しますが、刺しておくだけでも開かなくはなりますからまだまだ使えますね。今見ると、素敵なアクセントにも見えます。
      またまた猫が楽しく遊べる部屋作りです。シンプルな造作なので、たくさんあってもお部屋がうるさい感じがしませんね。
      本当に御主人が猫大好き過ぎるんですよー。
      庭のイチョウの木を再利用してテーブルに。
      削って乾燥させて、こんなに重厚なテーブルを。
      子どもの頃、こういうきれいなものに無性になにか描きたくなってしまい、本当に描いてしこたま怒られましたが、このテーブルみたいに無垢だったら紙やすりとかで証拠隠滅できたかも、、、
      またお庭もいいですね。景色とおうちの雰囲気がとてもよく合っています。
      この井戸の感じといい、昭和の風景と今の過ごしやすさが融合してます。蓋が新しくなっていますね。落ち葉や虫が入らないために大事です。
      干し柿、時々俺のばあちゃんを思い出すアイテムが出てきます、とリリーさんがまた反応してます。
      そんな彼のお気に入りの空間は縁側だったスペースに作った書斎。集中できそうな空間で、家族や猫の気配もしっかりわかるし、居心地が良さそうです。
      また猫
      ここで一緒に猫と日向ぼっこしてみたい、そんなふうに思えるお部屋でした。古い住宅でも、素材の選び方や工夫で、素敵に生まれ変わることができるんですね。


      この番組はカシワバラグループの提供でお送りしました。お邪魔しました。
      また来週。

      番組放送は、こちらから
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