住み替えとリフォーム、どっちがいい?費用やメリット・デメリットを徹底比較!

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      長年住んでいるマンションでは、子供用の個室を作りたくなったり、部屋が狭く感じられたり、あるいはマンションが古くなったと感じることもあるでしょう。そうした状況で、マンションを住み替えるべきか、それともリフォームして住み続けるべきかは悩ましいところです。結論としては、どちらが良いかは一概には言えません。大切なのは、住んでいる人が何を重視するかという点です。今回は、マンションの住み替えとリフォームそれぞれの選択肢について、詳しく解説していきます。

      マンション住み替えかリフォームか:判断基準とそのポイント

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      住み替えのメリット・デメリット

      ・広さ

      マンションの住み替えを選ぶと、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、住む場所や広さを自由に変更することができます。たとえば、子供が成長して個室を必要とする場合や、家族が増える場合などには、理想的な広さを選ぶことが可能です。一方、リフォームのは、広さを大きく変えることは難しく、間取りやデザインは改善できても、限られたスペースで暮らし続けるため、家族構成の変化に対応しきれない場合があります。

      ・お金

      マンションの住み替えには、仲介手数料や仮住まい費用、引っ越し費用など、さまざまな追加費用がかかります。その結果、まとまった金額が必要となり、出費が大きくなる可能性があります。一方、リフォームの場合は基本的にリフォーム費用のみが主な支出となり、住み替えに比べるとコストを抑えられます。しかし、リフォームの規模や内容によっては、予算を超えてしまうこともあるため、計画的な資金管理が必要です。

      ・エリア

      住み替えを選ぶと、引っ越しのたびに新たな近隣住民とのコミュニティを一から築く必要があります。新しい環境にうまく馴染めないこともあり、人間関係がスムーズにいかない場合もあるでしょう。その点、リフォームして住み続ける場合は、現在のコミュニティと引き続き付き合うことができます。もし現在の近所の人々と良好な関係を築いているのであれば、引っ越しせずに安心できるコミュニティで暮らし続けられます。

      ・老後

      老後の住まい選びという観点では、マンションを住み替える方が自由度が高い場合があります。広さや設備が自分のライフステージに合った物件を選ぶことで、老後も快適に過ごせるマンションを見つけやすくなるからです。たとえば、バリアフリー設計が施された物件や、必要十分な広さを備えた場所を選べば、老後の不安を軽減できます。一方、リフォームして現在のマンションに永住する場合は、老後に適していない可能性もあります。広さやバリアフリー設計などに不安が残ると、将来的に不便を感じるかもしれません。

      ・リスク

      マンションの住み替えでは、不動産市場の状況次第で、現在のマンションが予想より安くしか売れない可能性があります。売却価格が低くなると資金計画に狂いが生じるため、市場の動向を見極めることが大切です。一方、リフォームする場合でも、建物自体が老朽化していくリスクは考慮しなければなりません。リフォーム後も老朽化が進むと、維持費や修繕費が増加し、長期的なコストがかさむこともあります。

      リフォームにかかる費用

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      マンションのリフォームを行う場合、フルリフォームの費用目安は300万円〜1,000万円となります。特に、3LDK〜4LDKの間取りのマンションを対象にしたリフォームがこの範囲です。フルリフォームを行う場合は平均的に650万円程度かかり、マンションの内装を新築のように一新できることが期待できます。ただし、間取り変更を含む大規模リフォームを行う場合は、構造的な工事が必要になるため、さらに高額になる傾向があります。

      一方、キッチンやバスルームなど部分的なリフォームであれば、費用を大きく抑えることが可能です。

      リフォームは生涯で1、2度程度

      マンションに永住する場合、リフォームは基本的に生涯で1〜2回程度行うことが多いです。最近のマンションは構造への負荷を抑えつつ間取り変更ができる設計が増えているため、リフォームによる柔軟な対応が可能です。リフォームを行うことで、新築マンションに引っ越したかのような住環境を手に入れることができます。

      中古マンションをリフォームする際の注意点と最近の傾向

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      昨今の新築マンション事情

      「新築マンションを購入することが理想のマイホーム」と考える人は少なくありません。しかし近年、特に首都圏では新築マンションの価格が大幅に上昇しており、建築に必要な資材や労働力のコストなどが高騰した結果、1戸あたりの広さが狭くなる傾向も見られます。さらに、解体費用も高くなり、古い建物を取り壊して新しいものに建て替える事例は今後減少すると予想されています。そのため、新築マンションの供給数が限られ、価格が高止まりしているのが現状です。

      住み替えを検討する際は予算・立地・間取りなどを総合的に考慮する必要がありますが、新築物件だけにこだわると選択肢が少なく、価格面でも高額になりがちです。その結果、希望条件に合う物件を見つけるのが難しくなるケースも増えています。

      中古マンション購入の注意点とリフォーム費用

      新築マンションで条件に合う物件が見つからない場合、自然と中古マンションを検討することも多いでしょう。しかし築年数や設備の古さが目立つと、「これで本当に良いのだろうか」と不安に思う方もいるかもしれません。そこで注目されるのがリノベーションという選択肢です。

      リノベーションとは、建物を大規模に改修して、性能やデザイン、価値を向上させる手法のことです。マンションの場合、内装や設備をすべて取り除きスケルトンの状態にしてから、施主の希望に合わせた自由な設計を行うことで、新築同様あるいはそれ以上に快適な空間を作り出すことができます。つまり、中古マンションにリノベーションを加えることで、古い物件に新たな価値を生み出し、理想の住まいを実現できるのです。

      住み替えかリフォームか?理想の住環境の実現を、ぜひカシワバラへお手伝いさせてください!

      優れた中古物件を見極めてリフォームを施すことで、新築マンションを上回る魅力的な住環境が手に入る可能性があります。マンションの住み替えとリフォームはどちらを選んでも安い買い物ではありません。不明点がある場合や、どんな事例があるのかを知りたい場合は、カシワバラ・コーポレーションまでお気軽にご相談ください。お客様に最適なプランをご提案いたします。

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