U.S.ヴィンテージ好きのリノベ部屋!ラギッド感溢れる趣味空間!

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      実際にリノベーションを行ったお宅に足を運び、気になるところを色々と伺う本企画。第5弾となる今回は郊外の落ち着いた雰囲気と緑の多い環境が魅力の八王子エリアに住む佐藤さんご夫婦宅に伺いました。

      老朽化した自宅や購入予定の中古物件に、一部分だけではなく全体的に手を加えて、生まれ変わらせるリノベーション。昨今よく耳にする言葉ですが、実際のところのアレコレを知りたい!ということで始まったのが本企画。リノベーションを行った自宅に突撃取材を敢行し、家主の方にその辺りの実情を伺ってきました。今回お邪魔させてもらったのが、自然が多く残り、都心へのアクセスもよいことから人気を集める八王子エリアにてリノベーションを行った佐藤さん宅です。

      荒々しい素材感を活かしたヴィンテージコレクション部屋!

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      広々としたリビングダイニングキッチン。コンクリート打ちっ放しの壁には旦那さんの古着のコレクションが飾られています。

      今、コチラのお宅に住み始めてどのくらいですか?

      (旦那さん)「まだ引越して半年ぐらいですね。リノベーションをやろうとなったのも、ちょうど1年くらい前ですね」
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      部屋の中心には大きめのソファを配置。デニム素材を選ぶあたりが古着好きの佐藤さんご夫婦のこだわりが伺えます。

      リノベーションのきっかけはなんだったんですか?

      (奥さん)「もともとリフォームされた中古マンションは見に行っていたんですが、あまりピンと来てなかったんです。ただ友人がリノベーションを行っていた経緯もあって、リノベーション自体は気にはなっていたんですよ。そんな時に新宿に出かけた際にリノべるさんのショールームがあることを知って、『今日行けますか?』って電話したら対応してくれたんです」

      (旦那さん)「その対応してくれた担当者の方もご自宅をリノベーションされていて、その話を聞いていたら楽しそうだったのでその日にリノベーションすることに決めました」
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      キッチン上部には2人の趣味であるお酒の瓶が数々。こちらのコレクションもかなりこだわって購入しているんだそう。

      勢いと言ってもいいぐらい決断だったんですね。そこから物件探しが始まりますが、このエリアを選んだ理由は?

      (旦那さん)「職場のことを考えて小田急と京王線のアクセスがいいところで探しました。あとはお互い田舎育ちなので、落ち着いた雰囲気と緑があることを条件に探しましたね。実際にかかったのは2週間ぐらいでした」

      その中でもこの物件の決め手はなんだったんですか?

      (旦那さん)「広さですかね。この部屋が60平米ぐらいあるので、2人で住むには申し分ない広さだなと」

      (奥さん)「あと、築年数も気にして見ていました。物件探しで団地なども見に行ったんです、最終的に何年住めるのかを考えたら、この物件がベストでした」
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      コンクリート打ちっ放しの天井には施工時のメモ書きがそのまま残っていました。この荒々しさが雰囲気を高めています。

      物件が決まったところで、次にお部屋のデザインですが、お二人のこだわったところを教えてください

      旦那さん)「好きなものに囲まれて暮らしたいという思いがあったので、この部屋に合わせてショーケースを購入して、フィギュアのコレクションを並べました。また、偶然だったんですが、天井にアイボルトが付けられて古着も飾れたので、さながら古着屋さんのようになって満足いっています」
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      コチラが旦那さんのコレクションスペース。ショーケースの中には漫画『ピーナッツ』の貴重なフィギュアが並んでいました。

      ショーケースの背景となる壁にOSBボードを使ったのも狙いですか?

      (旦那さん)「ここも最初はレンガを貼るとか、色を塗るとかの提案もあったんです。でも、下地材として貼ってあったOSBボードの雰囲気が気に入って、このままいきたいですって相談させてもらいました。ある意味これも偶然の産物ですね(笑)。あえて印字の多い面を用意してもらいました」
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      OSBに合わせて設置された間接照明。コチラはリノべるのスタッフさんより薦められて採用したんだそう。「2人の趣味をしっかりと理解してくれていたからありがたかったです」と旦那さんも話していました。

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      コレクションを引き立たせるためにリビングの床だけはヴィンテージチークの無垢フローリングを採用。この張り替えでリビングがより特別空間へとなります。

      荒々しい素材感が古着の雰囲気ともマッチしていますね。続いて、奥さんはいかがでしょうか?

      (奥さん)「もともと私がテレビっ子というのもあるんですが、キッチンで料理しながらテレビを見るのが夢だったんです。なので、リビングとダイニングとキッチンをワンフロアしてもらいました。あと、その夢が叶うこともあって大きめのテレビも買ってもらいました(笑)」
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      キッチンからテレビを見る風景。奥さんの夢がしっかりと叶えられていますね。

      そのキッチンにもこだわった箇所はありますか?

      (奥さん)「壁面収納の棚の足場板、キッチンカウンターの古材など、部屋の雰囲気に合う素材選びは相談させてもらいました。雰囲気があってとても気に入っているんですが、棚板が思った以上に重たかったので場所の入れ替えは一度もしてないです(笑)。仕事して二人で帰ってきて、お酒を飲みながらお疲れ様みたいな時間を大事にしたかったので、この形にしてよかったなと思っています」
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      棚には奥さんの趣味である陶器たちが。

      (旦那さん)「前に住んでいた部屋が2DKで一部屋をほぼ使ってなかったんです。そういうデッドスペースはないようにしたかったので、2人が1番過ごす部屋を大きく取って正解でしたね」
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      ダイニングテーブルはリサイクルショップにて破格で発見したという1品。テレビを見るためにイスは横並びというのが佐藤さんご夫婦ならでは。

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      好きなショップの内装を参考にしたグリーンが特徴的な洗面所は奥さんのこだわり。また、奥のレール式のドアもご夫婦のお気に入りインテリアとのこと。

      玄関入ってすぐ右のウォークインクローゼットも印象的でした。こちらはどういった構想で?

      (旦那さん)「床にあまりものを置きたくないというのがあって、収納は一箇所にまとめました。ここもリビングと同じくOSBボードを使ってもらっています。あとは掛けるものの長さも考えてバーの位置の高さを工夫しています」

      (奥さん)「玄関からモルタル続きの土間のようになっているので、リビングとはまた雰囲気が違っていて気に入っています。服以外の収納もボックスやバケツを活用しています」
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      靴だけでなく、自転車もうまく収納されたウォークインクローゼット。さながら、セレクトショップのような見た目です。

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      洋服が好きな2人でも十分な収納力。まだ余力を感じるほどでした。

      まだ半年ですが、実際に住んでみていかがですか?

      (旦那さん)「住みづらいなどの不満は全くないですね。逆に早く家に帰りたいってなっています。中古のリフォームマンションを購入するんじゃなくて、リノベーションで自分達らしい空間に住めるのは本当によかったなと思っています。ものもですが、高くても一生使えるもの買って長く使っていきたいですね」

      (奥さん)「この家になってから、居酒屋行くなら家でお酒飲むかって会話が増えましたね。これから住む時間が長くなることで、こだわった板材などが雰囲気も増していくと思うんです。色々と使い込んで味を出していきたいですね」
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      佐藤さんご夫婦の“好きなものに囲まれて暮らす”というテーマでリノベーションされたお宅。勢いで始まったところもありましたが、2人の好みが凝縮された居心地のよい空間になっていました。このリノベーションだからこそ生み出せる暮らしの作り方。ぜひ興味も持った方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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